花粉と黄砂。番頭です。
水天宮さまが仮宮にお引っ越ししてから今日は初めての戌の日です。朝から甘酒横町はお参りに行かれる皆さんで大層な賑わいでございます。裏通りにはあんま関係ないかもしれませんが、何にしても賑やかなのは結構なこってす。
小梅さんがFOODEXでスリランカの紅茶をたくさんいただいてきました。帰って翌朝、さっそく試飲を致しました。最終日(昨日です)にお邪魔する番頭の予定に合わせて、試飲の報告をさせようというハラです。何か律儀なんだか人使いが荒いんだか。
いただいてきたのはどれもスリランカの紅茶、平たく言えばセイロン紅茶です。一コマのブースにはスペースの関係か綺麗にパッケージされたもの、ティーバッグ、フレーバードのお茶が並んでいて、小梅さんのサンプルはどうやらバックヤードから出してもらったもののようです。
キャンディが2種類、ウヴァ、ディンブラ、ヌワラエリアも2種類。計6種類、産地の異なるセイロン紅茶を、いつもの評茶方法で試飲しました。 セイロン紅茶の評茶法とは条件が異なるとは思いますが、勝手知ったる方法でやったほうが、中国紅茶との比較がしやすいので。
いただいたサンプルの中では、小梅さんがウヴァに高評価をつけていました。あとはキャンディのうちの一つ。番頭はディンブラが飲みやすかったです。
昨日、小梅さんの言いつけどおりにスリランカのシマに行ってきました。招待券やらなんやらでお世話になったティーボードさんにまずはご挨拶してから、くだんのブースにお邪魔してきました。
「紅茶の精」つうか、紅茶職人みたいな初老のおっちゃんにお礼と試飲の報告。おっちゃん、ちゃんと小梅さんの名刺と出したサンプルの明細をノートに控えてました。マメなのね。
試飲のあれこれを話した後に、それぞれの茶葉の上市の時期やら、今年の出来やらを聞いてみました。
今年のセイロン茶は今のところ量、質ともに「かなり良い」と期待出来るそうで。「じゃあ値段はどうなん?」と聞いたところ、需要も安定して伸びているので、安くなる事はあまりなさそう、との事。
ロシアがね、すごいいっぱい買うんですって、セイロンティーを。
…ロシア、ねえ。 何か煮出したような紅茶にイチゴジャムぶち込んで飲んでるイメージがあったんですが。番頭が不勉強なだけなんでしょうけど。 安価な葉から、最高級のものまで買ってくれる、って言ってました。
今回もFOODEXでは違う種類の液体の摂取に忙殺され、お茶関係の出展はほとんど素通りしてしまいました。ま、そのぶん小梅さんがあれこれ押さえてくれてそうですし、ワインとかビールのボトルやラベルのデザインってすごい勉強になりますし。。。へへっ。
冷やかしお断りだと何回言われれば…