本日は5時過ぎに閉店致します。予めご了承下さいませ。「良いお湿りで」
なんてご近所さんとの挨拶とは裏腹に、ちょっと心配なのが昨日今日のお天気でございます。
湿度が、ね。高いんですよ。
毎朝小梅さんに定時連絡します。体調とかその日の予定とかをお互い報告する為なんですが、段々日が経つにつれ話の内容が細々してきます。
「天気はどうですか?」「曇りですねえ。」「お店の中の湿度はどうですか?」「80%超えてます」
今日の所は気温がまだ上がっていない点を考慮して「様子見」です。「この後降るようなら。窓を閉めてエアコンで除湿してください」との指示が出ました。
お店の茶葉は基本的に「ラミジップ」っつう袋に入れて保管しています。表面にアルミを蒸着させたPP(ポリプロピレン)で作られた素材で出来た袋です。口がチャックになっているので密閉性も高く、アルミ蒸着が厚いので光の透過性も低い、というスグレ物です。特別なものではなく、皆さんの身の回りにいくらでもあるものです。
プーアール茶のような例外もあります。熟成が進んだほうが良いお茶は閉じ込めないほうが良いので、基本的には「呼吸が出来る」状態にしていわゆる冷暗所保存、あるいは放置に近い状態にします。
じゃあそのまんまほっぽって置けばいいのか、というと、やはり極端な乾燥や高い湿度が長時間に渡って続くのはよろしくないのです。
厳密に言うと陶製の茶器も同じで、エアコンディションには気を遣ってあげたほうが良いのです。
帳場の番頭の机の真横、エアコンの操作パネルの真上の一番見やすい所に温湿度計があります。気温と湿度、二つの目盛りを睨む時間が増える今日この頃の番頭でございます。
昼寝日和でもある。