碧泉 (段泥/160cc)
徳鐘(段泥/190cc)
容天(段泥/170cc)
吉祥(調砂朱泥/120cc)
菱花(段泥/170cc)
宜興の工芸美術師がご夫婦で作陶活動に励んでいる「也諾坊」さんの作品です。
ちょっとシャイニーな梨地の土を使った小品集、どれもしっかりとした作りです。見惚れるというよりは「ふむふむ」って頷く感じの出来栄えです。
かねてから小梅さんにアピールしていたのが周さん親子や楊さんなどの手による茶壺の高騰への対策です。確かに今までお付き合いいただいている作陶家さんたちの茶壺はどれも良い土とものすごい手間と時間を惜しげもなく費やした逸品揃いなので、決して今の値段が無茶ではないのですが、やはり「ちょっとちゃんとした茶器でお茶を飲んでみたいなあ」と思い立って買うには値段がアレでして。。。んで小梅さんに「良いクオリティでイチゴーを切るぐらいの茶壺を探して下さいな」って話を振っておりました。
とはいえ小梅さん、安いからといって自分が納得出来ないものは絶対に買い付けしません。なのでかなり時間はかかりましたが、ようやく小梅さんが「これはお買い得ですよ」と推せるものが入りました。
ご夫婦のどちらがどの茶壺を担当しているとか、調砂の朱泥がどんなものかとかいうのはまた後日ゆっくりとご報告いたします。取り急ぎご紹介したいのは。ちゃんとした土で作ったちゃんとした茶壺がお求めやすいお値段ですよ、という事です。
最初の一つはちょっと無難に、とか、そろそろスペアユース出来るユーティリティな茶壺の一つ二つも…、という方には特にお薦めですぞ。どれもオーソドックスな形状なので実戦向きっぽいですし。
そうそう、肝心のお値段です。
ひとつ12,600円。 数が少ないのでお求め、或いは手にとってご覧になりたいお客さまはどうぞお早めに。