美乳軍団4人に続き、本日は5人一組でお送り致します。
増殖し続ける黒色の茶壺。とうとう「復古」まで黒色に。なんか花形満率いるブラックシャドーズのようでアレですが。
いくつか理由があるんですが、まず第一にこのしっとりとした黒色は色々なデザインの茶壺に「合う」からです。しまって見えるのと同時に、黒いクセに妙にあったかみが出るからです。なんでしょうかね、無機が有機になる、みたいな感じでしょうか。
もう一つの理由。この「烏泥」という土は稀少で、程度の良いものが今後手に入りにくくなるか、入ったとしてもすげえ高値になってしまう可能性が高いから。 このあたりは遠く離れた人形町の帳場に座っている番頭にはピンと来ません。前線で常に状況と情報をアップデートしている小梅さんの判断に従うまでです。要するに「今買っとかないともう買えなくなります」という、何かレアアースでも扱ってるのか?というほどの危機感ですね。
ま、煽るわけではありません。別に黒い茶壺じゃなくてもお茶は淹れられますんで。ただ、一連の烏泥壺の実物をご覧になった方ですと頷きやすいと思いますが、ホントに綺麗なんですよ、この黒が。
ベーシックなデザイン、伝統的な形状。こういうものが一番シンプルに土の違いを楽しんでいただけるかと思います。見比べていただきやすいよう、茶荘の棚にまとめて並べました。ちなみにこの5人、得意技とか性格といっった個性はあまりありません。お茶を美味しく淹れる、っていう単機能一本勝負ですんで。
・・・黒ってたいてい悪役側が身につけてるモンじゃないすかね。
茶盤のアイドル、ドラゴンクローバーZ!なんちて