本日(17日/金曜)と明日(18日/土曜)は10時より6時まで、明後日(19日/日曜)は10時より4時まで営業いたします。
発熱ラストナイト。
すわ、インフル?と思わず身構えたゆんべ。小梅さんが作ってくれたショウガとゴロゴロのにんにくがたっぷり入ったトマト鍋とたっぷりの睡眠で持ち直しました。作りが単純な番頭でございます。
先週末、12日にオープンされた「クラブハリエ」さん。正確には
オクシタニアルという名前の洋菓子屋さんです。クラブハリエさん、といえばこの辺りだと三越本店新館の地下で行列の絶えないバウムクーヘンのお店、という認識。いっぽうで「浜町のたねやさん」(このあたりはベタな地元ネタなので割愛します)とも呼ばれております。 美味しいお菓子と一緒に喫茶も楽しめるみたいで、ちょっと「人形町らしくない」(良い意味です)おされなお店です。あ、場所はですね、現在立て替え工事中の水天宮さまのお向かい、水天宮交差点のそばです。
開店当日、わざわざ近江八幡の本社の方がご挨拶回りをされていました。こういう細やかさは人形町界隈ではけっこうポイント高いです。
お茶をお淹れしつつちょっとお話しをお聞きしました。人形町界隈(住所ではあのあたりは日本橋蠣殻町っすな)にお店を出す、というのが狙いだったようで、良い物件が出るのを待っていたとの事。大手デパートさん等にテナントを出しているのとはまたちょっと違ったプランですね。
人形町界隈、というのは何だか人を惹き付ける独特の「何か」があるらしく、そういえば同じく洋菓子の名店「シュークリー」さんも、川向こうの平井から都内に出店される際に「どうしても人形町」という事でかなり粘り強く待たれた、とか。
何すかね、そういうお店さんはけっこう多いようで。もともと小梅さんが「ここです、この町ですぅ」と八卦見のように言い出してお店の場所を決めた当茶荘は、後になって「ああ、この町で良かった」と認識しましたが、ほんまもんのプロの方にはお店を始める前から何か感じるものがあるみたいです。
無い物ねだり、ではございませんが、そういうしっかりとしたプロの方や、きっちりとした本体を持っているお店さんなんかが次々と出てくると、「でも、優等生ばっかはつまんないよなあ」みたいな天の邪鬼が頭をもたげます。土曜の夜にテレビで紹介された翌日の日曜に平気で休んじゃうお店とか、全国チェーンのフランチャイズのくせに盆暮れ正月とがっつり休んじゃうお店とか。そういうのもいっぱい混ざってるほうが面白いかな、などとも思います。
とはいえ、うっかり者としっかり者はやはり両方必要なんで、しっかり者のお店さんがいっぱい出来るのは嬉しい事ではあります。
折角ですんで、というか意地汚くご挨拶の際にいただいたお菓子はお客さまにお出しして、皆さんと美味しく頂戴しました。 こちとら、ご挨拶いただくほどの店ではないんで恐縮しつつ。