いえね、夢でも見たんか?つうぐらい朝早くなんすけどね。時間にして午前4時54分ぐらい。
いつものように始発電車に乗るべく駅に向かって歩いておりました。だいぶん日の出が遅くなってきた今じぶんだとこの時間はまだ明け方前ぐらい。駅前のタワーマンションの左上空にいきなり結構な大きさの光の筋があらわれました。流れ星、にしては大きすぎましたし、なによりすげえ明るいオレンジ色の光りの筋。
あれ、何だったんすかね? 流れ星なら願い事の一つも唱えときゃよかったんですが、あまりに明るくてびっくりしちまった結果、直前に考えてた「ヨドバシの通販で蛍光管送料無料になるといいな」というのが番頭のお願い事に採用されてしまいました。。。丁度ね、朝風呂場の蛍光灯が切れかかってたもんですから。千載一遇が蛍光管の即日配達でチャラ、ははは。
「星」とか「天」にまつわるものが何かあったっけな?と茶荘に着いて考える事しばし。意外と無いんですね、これが。もともとそんなに品数豊富な店ではない、というせいもありますが。
で、思い当たったのがこの二つの茶壺。
こちらは「天際星雲」という名前の茶壺です。楊さんの作品。200mlをゆうに超えるたっぷり使える実用性の高い茶壺です。
名前の由来は胴体と蓋に散りばめられた星。描いたものではなく、紫泥の本体に異なる土=黄金段泥を打ち込んだものです。なので見た目より手が込んでいます。
人気の高い茶壺で、入荷してほどなく完売してしまいました。画像の実物はお客さまからお預かりしているものです。だいぶ育ち始めているので夜空と星のコントラストがより自然な感じになっています。
こちらが入荷時の画像です。こうして見るとやはり使い始めてからのほうが立体感が出ますね。
もう一種類。こちらも同じく楊さん作。「新際天雲」という名前です。天際星雲の弟分、みたいな位置づけでしょうか。両作で平仄が取れているようでちょっとしゃれていますね。
こちらは平べったい茶壺です。200ml以下ですが、思っていたよりも入ります。蓋部分には星は無く、胴体丈夫にぐるりと同じく打ち込みで星が散りばめられてます。
天の川のように帯になった星々が綺麗です。こちらはまだ茶荘に辛うじて在庫がございます。打ち込みは結構手間がかかるんで、忙しい盛りの楊さんにはちょっと注文を出しづらいので売り切れたらしばらくそのままです。
隕石だか流星だか火の玉だか、よくはわかんないですが、朝っぱらにうっかり見てしまった変なもの。御利益があるのか縁起が悪いのかは定かではありませんが、お陰さまで「思ったより星とか空という名の付くお茶や茶器が少ないぞ」という事を認識できました。ま、たまたまだとは思いますけどね。