小梅さんvs小麦さん。
中国東北地方で生まれ育った小梅さんは、ラーメンやチャーハンではなく、マントウ・パオヅを作るのが得意です。今日は早く上がっても大丈夫、てな日には夕方からいそいそと小麦粉を加工し始めます。
とりあえず直径30センチ超のでっかいスライムみたいな固まりを発酵させます。具を詰めればパオヅ、具なしで丸めればマントウ、薄く円盤上に延ばしてフライパンで焼けばピン(餅)という「くるんで食べるもの」になります。
この日はパオヅを作ります。具は変幻自在です。この時点では豚肉・エビ・ネギ・キャベツという非常にオーソドックスな組み合わせのようです。たくさん作ってお昼ご飯用に茶荘で冷凍しておくつもりらしく、生姜やニラといった味の強いものは使っていません。他にも野菜や茸をふんだんにつかった五目餡も美味しいです。
かなり小さめに作ります。口いっぱいに頬張る喜びはありませんが、食べやすくかつ好みの量を食べられるので保存食としてはうってつけです。
ワンタンもヒマのある時に作り置きします。二等辺三角形の二角を合わせるように折ってあるのは、どうやらワンタン同士がくっついたり端の所から決壊しないようにとの工夫のようです。あ、後々お湯なりスープで戻す場合の話です。
作り置きのワンタンで簡単スープ。鶏ガラスープに白菜とネギ。塩は使わずにザーサイの細切りと胡椒で味を整えます。外食した時にこのスープがあったら躊躇無くオーダーします、つうぐらい番頭は好きです。
小梅さんの小麦さんのエースは水餃子。時間が無い時は市販の餃子の皮で簡単に作りますが、餡がびっくりするぐらい水餃子に合うので、ツルツルといくらでも食べられます。昔、友人の女子プロゴルファー二人に振る舞った事がありますが、200ヶ以上を二人でペロっと食べてしまいました。そんぐらい食べやすいです。
水餃子とワンタンは餡の味わいや、ツルっとした喉越しも美味しさの要素ですが、マントウやパオヅは皮の美味しさがキモなので、小梅さんは餃子とワンタンは市販の皮でも良し、マントウとパオヅは粉から…としているようです。
開店1年目はまだまだ時間に余裕があって、今より5歳以上若かったので定休日(最初の頃は日曜ちゃんと休んでたんです)にお客さまや近所の方をお誘いして水餃子と干豆腐の食事会、みたいなんを何回かやってました。こういう時間もちゃんと取らないといかんのですけど。。。パオヅとお茶の会、とか今年は是非やりたいもんです。
始めて訪れた時の凍頂の民宿の朝ご飯。マントウとパオヅ、どっちも美味しかったです。小梅さんはお茶の旅の一人飯はたいていパオヅかマントウ。当たり外れがあまりなく、かつ安全性が高いからだそうで。
ようやく人心地ついたドタバタ茶荘。本日は3時に店仕舞いいたします。