ハッピーマンデー、番頭でっす。
武夷山でのお茶選びが一段落、小梅さんは宜興へと向かいます。
毎度お馴染み電車移動。これまたいつもと同じK526つう福州発南京行きの寝台快速で無錫を目指します。
17:55に武夷山駅を出て、無錫駅には翌朝6:17に到着です。
無錫は宜興の最寄りの大きな町です。行政区分上は宜興市は無錫市の管轄下になってます。「無錫旅情」のせいでしょうか、番頭世代には何か荒涼とした場所のように思えてしまいますが、人口500万クラスの大都市です。
無錫から宜興へはバスで向かい、宜興市内からまたちっさめのバスに乗り換えると「陶都」丁蜀鎮です。
地図の青い線が鉄道、赤い線がバス部分になりますね。
宜興へのルートとしてはもっと手前の杭州駅で乗り換えてそこから南京行きの電車で宜興駅まで、というオール鉄路もあります。ちょっと電車の接続がうまくないようなので小梅さんはこのルートは使いませんが、地図で見る限りかなりのショートカットになります。上海始発なので上海から宜興もこの電車なら一本です。
福建省の武夷山から途中江西省、浙江省、上海市を抜けて、宜興は江蘇省です。途中上饒・玉山・衝州・金華・杭州・上海・蘇州といった面白そうな町に停車するんですが、生憎夜行の寝台なので景色を楽しむ事は無さそうです。
12時間22分の夜行列車の旅。今回は軟臥(柔らかいベッド)の下段というこの列車の中ではいっちゃん良いクラス。それでも315元。軟臥は四人部屋でコンパートメントにカギがかかるのでプライバシーとセキュリティの両面からお薦めです。3段ベッド6人部屋の硬臥だと200元前後。こんな価格設定なんで軟臥がすぐに売り切れます。今回は武夷山に着いた翌日に速攻でチケットを確保したみたいです。
現地時間10時。そろそろ小梅さんも目的地に着く頃なので、こっちも宜興の紅茶を淹れてプチ旅情に浸ります。
今日からしばし宜興。いつもどおりに楊さんの自宅に居候です。