今朝の小梅さんの朝食。一人メシの時はお粥+マントウ、というのが基本形になるようです。シャレにならないぐらいに濃いお茶を、これまたシャレにならないぐらい沢山飲むので、朝ご飯をしっかり食べるのも大事な仕事の一つです。 美味しいんすか?って小梅さんに聞いたら「安くて簡単ですから」という、柔らかい否定が返って来ました。
土曜日のお昼前に宜興を発ち、そこからバスと電車を乗り継いで武夷山へバック。
宜興では楊さんのアトリエ兼ショップと楊さん宅をベースに、精力的に予定をこなしてきたようです。
周さん親子も新しいアトリエ兼ショップを建てたようです。
宜興からのバスが着く無錫バスターミナル。鉄道と飛行機が発達した今でも、広い中国ではバスも相変わらず頼れる交通機関です。
こちらは鉄道の無錫駅。無錫、と聞くとなんだかのどかな田園風景とか鄙びた田舎町を連想してしまいそうですが、南京を省都とし蘇州を擁する江蘇省の中でも6番目に人口の多い都市です。
ここから武夷山駅までは南京発福州行の夜行列車です。武夷山まで約12時間半。武夷山站には午前3時すぎの到着です。
小梅さんのコンパートメント。 この車両編成では一番上のクラス「軟臥」です。この軟臥(柔らかいベッド)を頂点に、硬臥(3段ベッドx2、カギ無し)、軟坐(リクライニングできるシート)、硬坐(ベンチシート)、无坐(無座=もし座れたら大ラッキー) の5クラスがあります。もうちょっとメジャーな都市間を結ぶ列車だと軟坐の上に「高級軟坐」つう二人部屋だったりツインベッドだったりが設定されてるみたいです。
ともあれ、軟坐の下段、というのが一番人気です。カギかかる(←中国ではこれ重要です)し一応ベッドだし。
もっとも、小梅さん曰く「振動は全クラス平等」なので寝心地は極めて良くないそうです。ま、横になれるってのは少しでも疲れが蓄積されないんで良い事だとは思います。料金は日本円で約7千円でした。
珍しく定刻に武夷山着。朝3時すぎなので一人でタクシーに乗ってホテルへ。さすがにこの時間だと一階の茶房も真っ暗、その隣のレストランも閉まってます。 コンパクト(オブラートに包んでます)な一つ星ホテル。清潔で静かなのと、岩茶村へのアクセスが良い立地が小梅さんのお気に入りです。
仮眠と取ったらすぐさま岩茶村へ。頼んでおいた茶葉の焙煎の仕上がり具合を確認します。確認、というのは要するに試飲の事です。そろそろかな、という段階のちょっと手前ぐらいから頻繁に飲みながら判断を下します。焙煎のプロ達に「お任せ」という方法も勿論有効ですが、ここは小梅さんが踏ん張って自分で決めます。日本の、そして小梅茶荘の「味」というのは小梅さんのほうが焙煎師さんより判ってる筈ですんで。
昨日1種類、「これで行きましょう」という茶葉が出来上がりました。今日は朝から数種類の試飲。今日で上がるものもあれば、更に火入れを重ねるものもあるでしょう。時間のかかる作業です。。。番頭蚊帳の外すけど。
最高気温、最低気温、日の出日の入り。。。これといって特筆すべき点も話題も無い武夷山。のどかな世界遺産の麓の町で日本から来た変な女の人のお茶の旅は続きます。