茶荘の近所の末廣神社さま。ここに茅の輪が準備されると人形町は初夏の装い。夏越の大祓えもまであと半月です。
でも今日の主役は末廣さまではなくてお賽銭箱の前、一段下がったところの黒い物体です。
じゅんで〜っす黒白のチビ助。茶荘に出入りしている例の黒白よりも一回り小さくて、顔部分の黒の比率がより高いのがコイツです。 末廣さまの近辺をうろついているのをたまに見かけます。近づくと基本、逃げます。まあネコはそれが当たり前なんですけど、何せ異様に馴れ馴れしいのが普段近くにいるもんで。
末廣さまの猫ではなく、野良でもなく、どなたかが飼われている、って末廣さまでお聞きしました。
建築中の現場にもう一匹。
長作で〜す茶荘前の道を駅に向かっていった先、俺のフレンチさん周辺をナワバリにしている黒白。サイズ的には茶荘の黒白に近いですが、口の周りに黒ヒゲが無いので区別できます。こっちのほうが精悍つうか、ネコらしいフォルムをしています。コイツも近寄ると逃げます。
zzz...zz.おら、起きて三波春夫でございます、ってボケろ。
日本一無防備なノラ。生まれてすぐの時に木から下りられなくなって鳴いていた所を救出されたコイツも、今では道路の真ん中に寝そべって車にクラクションを鳴らされるぐらいに図々しいオッサンになりました。
もう10歳ぐらいの見当です。すっかり動きも鈍くなり、労働がだるいのかネズミも捕まえなくなりました。
他の二匹の正確なナワバリは把握していませんが、このあたりで見かけます。
赤い枠の中がどうやら今現在の黒白の行動範囲。ネコ同士のケンカの結果で拡大したり失地したりするみたいで、「最近おまわりさんどうしてますか?」「オバマさんここの所よくおやつを食べに来ますよ」等々のご報告をいただきます。。。有り難いのですが、番頭は飼い主でも「おとうさん」でも無いです念のため。
黒白一族はお父さんがどうやらお盛んだったようで、気をつけて見るとあっちこっちにいます。以前に比べて少し個体数が減少したように感じられますが、この三匹はとりあえずまだ元気です。
この間茶荘からちょっと離れた夜道で黒白殿にばったり遭いました。「よおっ」って声かけたらダッシュで逃げられました。ちょっとだけ寂しかったです。