日陰を作った人って天才だよね。番頭でございます。梅雨の谷間のお散歩日和、土曜日の人形町はのどかな中にも賑わいのある楽しい一日でした。
小梅さんは長駆ハルピンへ。予定をやり繰りしてひねり出した時間で本当に短い里帰りです。列車の切符を確保するのにも一苦労だった一昔前と較べると隔世の感があります。なにせスマホで列車だろうが国内線だろうが予約できるんですから。
折しもこの日はドラゴンボートレースのお祭り。市内を流れる松花江という大河で行われる伝統行事です。市民の憩いの場でもある太陽島という巨大な中洲も見物客で大賑わい。小梅さんも朝3時に叩き起こされて暗いうちから川っぺりに陣取りました。
"なあ日陰を作っ…” ”あ〜はいはいそうっすね”黒竜江省の省都にして都市圏人口1千万を超える東北の雄、といってもまだまだどこかのどかなようで、おまわりさんもデジカメ片手に警備。仕事しろよう。
朝焼けのハルピン。
番頭は一度だけ、しかも氷点下30℃の極寒の1月に行っただけですが、帝政時代のロシア建築と旧満州国時代の建物の多く残る、エキゾチックな街並みが美しいところでした。サンクトペテルスブルクに雰囲気がにているかな…行った事無いけど。
休む時は休まにゃあ短い週末の休暇を終え、明日は宜興へと移動します。(世界の車窓から風にシメ)