番頭でごぜえます。今日も暑くなりそうでございますな。
発売中のHanakoが台湾特集なんでちょっとその中身についてご紹介…などと思いコンビニに買いに行きましたが、ポッケの小銭が足りませんでした。雑誌ってけっこうするのね。
台湾関係のお話しはまた後日。
今日は「茶盤」のお話しです。
何度も書いたり、お店でもご紹介している事なのですが、茶盤はけっこう優先順位が高い茶具です。
何か本格的というか、大袈裟っぽい香りがプンプンするので、「こんな本格的なのはまだまだ…」などと思いがちですが、さにあらず。 流しと調理台が一緒になった、いわばキッチンのような役割をするものなので、それなりにお茶を淹れる時にはあったほうが便利です。
一番のメリットは、茶盤と湯沸かし(ティファールとかラッセルホブスとかのポットですな)があれば、いちいちキッチンにお茶を淹れに行かなくても済んでしまう、という点です。 ちゃんと淹れる、というのは勿論、テレビを見ながら、話に花を咲かせながら…という「ながら茶」が出来るので、お茶との距離がぐっと縮まります。
黒紫檀
当茶荘に現在置いてございます茶盤は2種類。こちらは黒紫檀。
緑檀
こちらは緑檀。 二つの茶盤ともサイズ・デザイン・お値段(16,200円)が同じで、違いは使われている木の材質です。 サイズは(約)幅42x奥行27x高さ7(センチ)です。
黒紫檀は主産地がアフリカの熱帯雨林、緑檀はラテンアメリカの熱帯雨林で、共に硬くしまった比重の重い木です。耐食性が高いので舟材等に使われる事もあります。
水(お茶)のたまるバット部分は樹脂の引き出しになっています。いくら耐食性があるつっても、常時濡れているような部分に天然木は使わないほうが無難ですし、お手入れも簡単です。

基本的にはバットに溜まった水を後で捨てる、という方法なのですが、現行の茶盤には排水口とドレンチューブが付属しています。 チューブを使ってその下にバケツなり何なりの受けを作っておく、という事もできます。従来どおりバットとして使う場合は付属しているキャップを排水口に差し込めばOKです。
お手入れは簡単です。木の部分はちゃちゃっと乾拭き+時々硬く絞ったふきんで水拭きすれば十分です。樹脂のバットはじゃぶじゃぶ洗って下さい。
並べる(=使う)茶器の数や大きさによりけりですが、このぐらいの面はあったほうがいいかな、という大きさです。 実際にはこの組み合わせにプラス「茶こし」が乗っかるような感じですが、それでも十分余裕はあります。
このぐらいの「一揃え」でゆっくりと淹れて飲んでを堪能し、飲み終わって洗ったりゆすいだりした茶器をまた茶盤の上に乗せて定位置に戻しておく。これが日々楽にお茶を飲める、いわば習慣づけのようになります。
茶壺も茶杯も蓋碗も、茶器は棚にしまい込むと段々使わなくなります。不思議と。
しっとりと落ち着いた色合いが茶器を引き立たせる黒紫檀、時とともに緑色が濃く変化する「生命の木」緑檀。どちらもそれだけで見ていても綺麗なんですが…まあ言うても茶盤なんで茶器を置いてなんぼ。お気に入りの茶器との相性なんかを考えるのも楽しいもんでございましょう。
茶荘には使用には全く支障が無い「少々難あり」の茶盤もございます。お買い得なお値段に致しますので茶荘にてお気軽にお申し付け下さい。早いもん勝ちですので売り切れの際はご容赦下さいませ。