三連休最終日。
おとついまでの人形市と昨日のてんてん祭りが無事終わり、今日の人形町は一段とのどかです。
お陰様で毎日たくさんのお客様にお立ち寄りいただいていて、「ああ、温かいお茶が美味しくなる季節なんだな」と実感しとります。やれ嬉しや。
昨日一昨日の『地球にやさしい中国茶交流会』(a.k.a. エコ茶会)に行かれた方も多い事と存じます。会を通して沢山のお茶や沢山のお茶の人との出会いがあったのではないか、と思います。「茶之縁 地之縁 人之縁」、さまざまなご縁に恵まれた週末を過ごされたようなら何より幸いです。
小梅さんは二日目、駆け足ですがお邪魔しました。そのままの意味で「お邪魔」になってなかったかなあ、などと留守番しながら心配をしておりました。とても勉強になりました、と本人は至って殊勝に喜んでおります。
運営の皆さん、出店者さんやお茶席でお茶を入れた皆さん、そしてご参加された皆さん。関わられた全ての皆さん、お疲れ様でした。
のんびりも束の間、お茶の旅冬の陣の時期が今年もまた近づいてきました。毎年11月、日にちの前後はあれ、時期と行き先はいつも同じです。
上旬から下旬にかけては台湾へ。 主に凍頂の冬茶に用があって出向きます。茶摘みの日どりによってこちらのスケジュールも前後してしまうので、毎年ギリギリまで日程が決まらないのが番頭の悩みです。鹿谷の劉さん夫婦と連絡を取りながら多少日程にゆとりを持たせた予定を組みます。ま、宿の手配が必要無いのが凍頂出張の良いところではあります。
小梅さんにとっては11月の凍頂は8年連続…って事は番頭が最後に劉さんとこにお邪魔したのが7年前つう事ですな。鹿谷…何もかもが懐かしい。 沖田艦長的な感傷に浸っておりますが、別に厄介な病とかに冒されてはおりません。
下旬、台湾から戻るとすぐに広州へ。こちらも毎年恒例の展示会です。 アホほど大きな広州の茶城にお店を持っている友人知人が何人かいるので、そちらへの訪問も兼ねております。 展示会は勉強の為も勿論ありますが、「もはやマブダチ」楊琴さんがブースを出すのでそちらのお手伝いです。設営日から入館出来る、というのがお手伝いのメリットでもあります。『EXHIBITOR』パスが発給されるのもありがたい特典です。
静かで便利で安くて簡素な定宿があるのでこちらも宿の手配は小梅さん任せで。
今年の会期は19日から23日なので、たぶん17日に広州入りかな、などとカレンダーを睨みつつ予定を立てています。
そういう事情ですんで、11月は小梅さんが留守がちになります。何ぞご用の方や美味しくお茶を試飲されたい方は今月中にお越し下さい。