どうもどうも番頭でございます。
今日は美味しいもののお話し。正確には美味しいお店のお話し、であります。
あっちのほう
黒白の目線の先のほう、茶荘前の道を右に行くとすぐに緑道があって、その先は日本橋浜町です。
最近とみに面白い浜町。一週間ぐらいかけてゆっくりご紹介したいぐらい、ちょっと変わった町であり、同時にとてもありふれた町でもあります。 浜町には都営新宿線の浜町駅があって、新宿方面や江戸川千葉方面からのお客様はもとより、乗換の便が良いので地下鉄経由でお越しのお客様にはとても使い勝手の良いアクセスです。
茶荘へはA2出口を上がってそのまま明治座さんと水天宮(仮)さまの間を抜けて一本道…というルートが最短ですが、たまには帰りにちょっと寄り道なんかもいいもんです。
判りにくいかもしれませんが、中央やや左の赤丸が小梅茶荘です。お薦めのお店はあまたあるのですが、今日はお茶を買った帰りにちょっとお茶請けなぞ、というのにうっけつけな3店舗をば。
まずはタンネさん。 有名なドイツパンのお店です。割と質実剛健正統派ドイツパンなので全体的に歯ごたえがあります。噛めば噛むほど味が出る、って感じのパンで、過去に試飲会の時に何回かお茶請けに使わせていただきました。美味しいランチはおかわり自由のパン付き。青山公園の明日からのドイツフェスにも出店されるようです。
タンネさんの前をまっすぐ、大通り=新大橋どおりを左に曲がってまっすぐ。成城石井さんのある浜町中の橋交差点を渡ると美味しいお菓子の「リュミエール」さん。月替わりのマフィンとスコーンも評判ですが、一番人気は「妙に安い」フィナンシェ。こちらのフィナンシェはどなたに伺っても評判がとてもいいです。こちらも試飲会に一度使わせていただきました。月曜と第2。3火曜がお休み。
実家へのおみやげにしても大好評でした。甘さがちょうど良いので中国茶にも合わせやすいかと思います。
リュミエールさんの角、信号のところを左に折れてすぐに右の路地へ。わざとやってるとしか思えないぐらい判りにくい「茂ち月」さんがあります。 一見、というか何見しても普通のお家なので少々不安になりますが、玄関をがらりと開けると和菓子屋さんです。つっても普通の家の玄関そのものなので、中に入ってもなお「ここでいいのかしら」と不安にはなります。
四季折々の和菓子やお祝い事のお使い用もありますが、何と言ってもここはこの「どら焼」。
この辺界隈のどら焼といったら、うさぎでも亀でもなく、茂ち月です。土日祝お休みですんで平日にどうぞ。
茶荘帰り、お時間のある方は是非ぶらぶらと寄り道しながら浜町駅にお向かい下さい。何しろ面白い町ですんで。