お隣の解体工事も残りわずか。一応今日で終わりそう、との事です。
めでたしめでたし。 途中振動がひどくて茶壷を下ろしたまま営業した日、入り口の目の前にトラックを横付けされて番頭がブチキレた日、水道管をいわしてしまって茶荘の床に水が出た日…色々ありましたが、終わってくれればそれでよしとしましょう。工事を請け負った業者さんも精一杯気を遣ってくれましたし、営業補償とかそういうのもけっこう面倒臭いですし、「お互い様」文化な町ですし。
華麗に復活二日ほど姿を見せないな、と思ったらヒョコヒョコとびっこ引きながら顔を出しました。右の前脚がうまく地についてなく、変な方向を向いてました。次の日になっても良くなってないみたいなので、昨日近所の「おかあさん」にお願いしてかかりつけのドクん所に連れてってもらいました。ノラの分際でかかりつけ医がいるのもどうかと思いますが。小梅さんが抱えてケージに放り込んだんですが、世にも悲しげな声でピィピィ鳴いてました。
笑えるカルテ名。 あれこれ診察した結果、骨に異常は無く、最近出来た外傷もなく化膿もせず…で結局「何かに挟んだんでしょう」というお診立て。ネコが前脚挟むて…どんだけドン臭いんでしょうか。
本人は前脚の痛みより、ケージに閉じ込められた事によるストレスのほうが大きかったようで、ちょいと人間不信に陥っているようです。抗生物質いただいて一件落着。ま、飲ませるのが至難の業ですけんど。
浜町の銀杏並木はまだ黄金色にはちと早いかな、という色づき加減です。今年は少し遅いみたいです。
週が明けたら師走はすぐそこ。番頭が一年で一番好きで、一番嫌いな季節の始まりです。