
2009年3月7日。小梅茶荘開店。
早いもので7年が経ちました。今日から8年目なのか明日からなのか、日にちの計算はいつも判らなくなるんですが、開店記念日、ってのが今日にあたります。

7年前の茶荘です。店先に鎮座してるのは帳場の守護神「ティムリアルドン4世」君の開梱前。開店直後から現在に至るまで7年間ブログから印刷物、商品ラベルから帳簿類まで何でもござれの頼りになる存在です。ある意味番頭より番頭です。

びっくりするぐらいすっきりとした茶荘の中。レイアウト云々以前に什器の数も品揃えもスッカスカです。個人的にはこんぐらいゆったりとした空間のほうがのんびり出来ていいんすけど、アパレルのアンテナショップではないんでこれじゃお茶屋は商売にはなりません。

7年経って、それなりに商品も増え、ありがたい事に小梅茶荘というお茶屋の存在も少しは知っていただけるようになりました。 とはいえ、肝心の私たちが7年ぶん進歩したかと問われると甚だ心許ないのですが、「7年間どうにか続けました」というのだけはちょっとだけ誇りに思ってたりもします。
今日(もしくは明日)から8年目が始まります。
少しでも美味しいお茶や良い茶器を皆さまにご紹介出来るよう、微力ですが一所懸命に努力していきます。
どうぞ今後とも一層のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

開店当初のスターティングメンバーの傳統大紅袍。昨日小梅さんが開かずの棚から出してきてくれました。
当時は火香も強くてそれが違和感だった足火(重焙煎)の岩茶も年月を経て柔らかくてコクのある味わいに変わってくれました。 このお茶まではいかなくとも、少しは私たちも成長出来ているといいのですが。
小梅さんは成長したと思いますよ、ヘイスティングス