小梅さんは6時前からウォーキング。凍頂冬茶で茶畑に登り、広州の展示会で期間中歩き回るのでそろそろ自主トレ入りです。 足腰を慣らしておかないと11月が乗り切れませんので。
朝のお茶。今朝は岩茶の白瑞香を淹れました。ぼっちで熟茶をさんざっぱら飲んだ後なのですが、こちらは小梅さんの確認作業のお付き合いです。
白瑞香は昔からある岩茶で、1943年の文献にも約280種の岩茶の一つとしてその名が残っています。小梅さん曰く当代の白瑞香はその頃の白瑞香と全く同じ茶樹ではない事が多い、という事ですが高貴な香気(すまん)が人気の品種です。
ガラスの茶壺とガラスの茶海で試飲します。白瑞香の場合、その独特な香りという持ち味を生かす為に軽焙煎で仕上げるのがセオリーです。その為時間が経過すると青っぽさや水っぽさがお茶の味に出てしまう事が多々あります。今朝の試飲にガラスの茶壺を使ったのはそういった変化が無いかどうか、変化があった場合はどのくらい加熱を施せばいいか、というのをクリアに見るためです。紫砂壺だとそういった要素に補正が入ってしまうので。 初見のお茶でも詳細が不明なお茶でもないので、茶葉の量、抽出時間とも至って普通。番頭にとっては有り難い限りです。
ふんわりと落ち着いた香り。白瑞香、という沈丁花の一種である花の名前の通り、沈香のような香木を感じさせる香りです。沈香もジンチョウゲ科の木がもとになってるんで、白瑞香も遠い親戚と言えなくもないですね。
茶荘の近所にお香の老舗松栄堂さんがありますが、そこで聞かせてもらった沈香ベースのお香もこんな感じでした。強弱の違いはありましたが。 香り・味の傾向でいうと一番近いのが雀舌ですが、雀舌よりもう少し味に厚みがあって、ほんの少し乳香も感じられます。金牡丹のこってり感を大人しくさせた感じ、ですかね。番頭、トロピカル系も得意ではないんすよ、ハイビスカスとかクチナシとか。白瑞香は台湾のお寺さん(廟、つうんすかね)のような何かほの暗い中に漂うお香の香り、みたいで好きです。
来たばかりの時に割としっかり目に火入れしたので青すぎもせず、水っぽさもなし。華やかさと落ち着きのハーフ&ハーフって感じの良い案配になっていました。
試飲が合格点だったのは有り難いのですが、こういうお茶を朝から飲んじゃうと勤労意欲が低下するのが玉に瑕です。。。かき入れ時の土曜だっつーのに。