明日(16日/火曜日)はお休みいたします。ご不自由をお掛け致しますが予めご了承下さいませ。神田祭りも無事終了。実際にはお祭りはまだまだ17日の例大祭まで続きますが、ひとまず人形町が賑やかになる二日間が終わりました。 昨日は御神輿がお隣のなかむらさんで一休みするのに便乗させていただいてお茶をお出ししました。 皆さんに美味しいと喜んでいただけたのは嬉しいのですが、ちょっと差し出がましかったなあ、と反省しきりです。それにしてもなかむらさんが用意された食べ物の数々はどれもなんとも美味しそうでした。ちゃんと食べやすいように串に刺してあったり手でつまめるようになっていたり。流石はプロ、と思わず唸るような心配りとアイデアでした。ちょこっとお茶をお出ししただけなのに、町会の皆さんに一本締めていただきました。嬉しいやら恐縮するやら。 元気なかけ声や笛太鼓の音に囲まれてとても楽しい二日間でした。
小梅さんの武夷山滞在も25日目になりました。そろそろお茶選びも佳境に入る頃です。こんくらいのタイミングだと後1週間するかしないかのうちに岩茶のほうは一段落しそうです。小梅さんがべったりくっついていなくても大丈夫、というか居てもあまりする事が無い、という期間にさしかかるのでそろそろ移動の段取りを組まないといけません。
行き先はこちら。江蘇省の宜興です。 「陶都宜興」、言わずと知れた陶器の町です。小梅茶荘の茶壺を作ってくれている楊琴さんも志雲・迎珂の周さん親子もここで作陶に励んでいます。 ここでは何か面白い茶壺がないか探したり、SNSで頼んでおいた茶壺の出来上がりを確認したり、お客様からいただいている「宿題」について各作家さんと打ち合わせしたり。 いつも短い滞在期間の中でやる事がびっしり詰まった忙しい日々になります。
助かるのは武夷山から宜興まで、新幹線一本で行けるようになった事です。アモイor福州から南京への新幹線が一日1〜3本。宜興までは3時間半前後と画期的に楽になりました。
それ以前、といってもつい2年前までは夜行の寝台列車で12時間近くかけて無錫まで行き、そこからバスを乗り継いでようやく…という一日がかりの移動でした。しかも「軟臥」という4人部屋の寝台車がすぐに売り切れてしまうので切符の手配も大変でした。
ま、今でも切符の手配は日本と比べると不便ではあるのですが、それでも格段に楽になりました。小梅さんの宿から武夷山北駅まではバスで一本、なのでできるだけ東駅ではなく北駅に停車する列車を選びます。なので実質1択にはなってしまいます。 早いとこ席を確保せんといかんですな。
早いモンでお茶の旅も残すところ2週間です…たぶん。