10月の試飲会もお陰様で無事終了いたしました。お付き合いいただいた皆さまには心よりお礼申し上げます。
4時に店仕舞い。今日はさくさく上がってセンマイ刺しとアグー串でいっぺえしっかけるべえ、とのんびりムードの番頭でございます。
いっぽう小梅さんは止まったら負け、とでも言うが如く来月の出張準備やら茶葉のお手入れに余念がありません。泳いでないと死ぬんすか?マグロかなんかの回遊魚なんすか?
「来月は出張が続きますので…」
はいはい、気を付けて行ってきて下さいね。
「…試飲会は第一週の…」
ええ、来月もっすか?
「三連休の三日で三回」
はあ(溜息)。
どうやら小梅さんは番頭のささやかなセンマイ刺しもホッピーも知ったこっちゃないようです。
てな訳で来月アタマ、3日4日5日の三連休で試飲会を予定しております。詳細はまたあらためてご案内いたします。
もういっちょ業務連絡です。なんかここん所商売臭プンプンではございますがご勘弁を。
「潘壺」が入ってきました。楊琴さんの茶壺で土は天青壺、ブルーイッシュブラックの何とも言えない深みのある色合いの土です。天青壺シリーズはどれも魅力的ですが、ちょっと下ぶくれで愛嬌があり、どっしりと腰の据わった潘壺はこの土にとても合うフォルムをしています。画像からは伝わりにくいかもしれませんが、310mlとかなりたっぷり入る大ぶりな茶壺です。 前回に入荷した時にはすぐに売れてしまったのですが、お客様からのお問い合わせが多かったので楊さんにこさえてもらいました。お取り置き、というか時間かかってもいいので…とリクエストをいただいていたお客様の分で一つ、茶荘で手に取ってご覧いただけるようにもう一つ。今日現在まだ棚の上で元気いっぱいに存在を主張しておりますが、ご覧になりたいお客様はお早めにどうぞ。
楊さんには段泥の天圓地方とこの天青泥の潘壺をかなり無理言って最優先で作ってもらいました。さっそくお礼の電話をしたところ、何か有名なブランドのファンデーションだか何だかを買ってくるよう頼まれました。11月に広州で会う時に持って来て、だそうです。茶壺は釉薬とか一切使わないで自然な肌合いで作るのに、ご自分の顔はがっつりコーティングしちゃ…いかんいかん、あんまり書くと後が怖そうなんでこんくらいにしときます。
天青泥の茶壺。潘壺はじめ4種類が仲良く棚に並んでおります。見応えあり、ですぞ。