本日は6時に閉店いたします。ご不自由をおかけしますがご了承下さいませ。三寒四温とはよく言ったもんで、今日から木曜にかけて気温が上がり、木曜は初夏並みの陽気になるとかで。桜も戸惑い気味に赤い蕾を付け始めました。今日は啓蟄の次候「桃始笑う(ももはじめてわらう)」。笑う、つうのは咲くって意味ですな。虫は地面に顔出すわ桃は咲くわで、どうやら春はもうすぐそこまで来てるか或いはもう来てるか、てな感じですな。
春になるとお茶会もあちこちで行われ、中国茶界隈も賑やかになります。そんな中、とても面白そうな催しが。3月24日(土曜)の
春のなごみ茶会 〜春桜茶宴〜 という、中国茶インストラクター協会さん主催のお茶会です。
桜花亭という、前の東京五輪(番頭の生まれた年ですわ)の時の選手村の跡の中にある落ち着いた日本茶室っていう場の面白さもさる事ながら、このお茶会は中国茶インストラクターさんたちの、いわば「デビュー戦」となるお茶席です、ってのがとても楽しそうです。ま、デビュー戦の席主さん達は楽しさもあり緊張もあり、になるとは思いますが。
番頭はなかなかの緊張しいでして、未だに大勢の目の前でお茶を淹れるってのがけっこう苦手です。あきんどなので足元見られるのは大嫌いですが、お茶淹れる手元をじーっと見られるつうのもかなりアレですぜ。商売だからやってはいますが、進んでこういったお茶席でお茶を淹れようという方の度胸にはつくづく敬意を表します。 お茶を淹れるのはもちろんですが、テーマに沿った中で自分の世界観も表現しないといけない「設え」も新人インストラクターさんの腕の見せ所になります。「お手並み拝見、お点前拝見」の視線が程よいプレッシャーになると良いのですが。
各回一時間程度の二部制、各部二茶席、各茶席で2種類のお茶が楽しめるようです。詳細と前売りの予約は
↑のリンクからどうぞ。
なんか考えただけでワクワクゾクゾクしますね、デビュー茶席って。他人事で無責任でアレですがガンバレ席主さん。