
人形町駅A1出口を上がったところです。
人形町駅にはA1~A6の6つの出入り口があります。そのうちA3~A6は人形町交差点を囲むように点在していて、こちらは都営浅草線と東京メトロ日比谷線のどちらにも行けるようになっています。A3がエレベータ/階段共用、A6はエレベータ専用です。
方やA1,A2は日比谷線専用の出入り口で、こっから浅草線には乗れません。
小梅茶荘にはA1が最寄りです。他にもA1出口は出た所が甘酒横丁の入り口であり、明治座観劇も水天宮さまのお参りにも最寄りです。
この言ってみればお散歩やらお参りやら観劇などで人形町を「訪れる」方の表玄関のようなA1出口、今週いっぱいでしばらく閉鎖されます。しばらく、つっても完了は5年くらい先みたいです。
改札を出て左に曲がると階段の踊り場には明治座さんの電光掲示板やポスターが今かかってる舞台と次回公演の案内をしてくれます。踊り場を折れてさらに階段を上がると広い人形町大通りの一方通行。左に桜並木、右はキンモクセイ。今時分だとコブシが大ぶりな花を咲かせています。時間と風向きによっては出口近くの森乃園さんからお茶を焙じる香ばしい香りが踊り場あたりからもうしてきます。非常に風情がある反面、本来一番バリアフリーでなければいけない出口でもあります。何せお目出たの方やご高齢の方、おっきなスーツケース持った方が多く使われるのがA1出口ですんで。
で、今回の工事です。説明図によると階段・エスカレータ・エレベータが使えるようになるようです。一見改札の先だけがエレベータみたいに見えますが、文章を見るとホーム〜改札〜地上までエレベータが新設されるとの事。

A3~A6はホームにそのまま改札口があるタイプなのでホームと改札は同じ階層にあります。A1,A2側はホームから階段を上って改札、さらにもう一回階段を上って地上、の2段階式です。なのでエレベータでバリアフリーにしようとするとまず改札階までエスカレータかエレベータが無いといけません。エレベータ用の専用自動改札を作るか、あるいはエレベータを二段階にするかのどっちかですね…どっちなんでしょ。

新しい出入り口になるのは甘酒横丁の角っこの一等地にあるこちらのビル。9年前は2階が確か雀荘で、シャッターの下りてるところがラーメン屋さん。交差点に面した角に細長いちっさなお寿司屋さん。お寿司屋さんは後にワインバルになりました。そうそう、大通り側の狭い急な階段を下りたらこのあたりでは貴重な100円ショップさんがありました。開店当初色んなものをここで調達したっけ。このビルと、その斜向かいの果物屋さんのビルが何かすごい昭和っぽくて、一等地にそんなビルが残っている間の抜け具合が番頭が人形町が大好きな理由の一つでした。果物屋さんのビルは一足先に立て替えが始まり、今は更地になっています。こっち側のビルも5年後くらいまでしばらくは殺風景なまんまになるんでしょう。5年、かあ。

ちょうどこの写真の左隅に見切れているあたりがA1になります。森乃園さん、豆腐の双葉さん、お蕎麦の東嶋屋さんが並ぶ、観光地としての甘酒横丁らしい一角です。5年後ここがどうなっているかは神のみぞ知る、ですが、出来れば風景に溶け込みやすいものでありますように。