本日は午後6時に閉店いたします。ご不自由をおかけいたしますが予めご了承下さいませ。お酉さまも終わり、11月最後の戌の日が終わり…。普段はのんびり過ぎるほどのんびりとした茶荘も一日一日と慌ただしくなっていきます。
って、ここまで書いたところでいきなりの揺れ。久々ちょっとピリっとしました。
小梅さんは荷ほどきして持って来たサンプルや勉強用の茶葉の整理です。なにぶんバックヤードが狭いもんでいったん整理して優先順位を考えないと収拾がつかなくなります。
番頭や山へ芝刈りに…ちゃうわ、小梅さんが撮ってきた画像をぼんやり眺めております。
展示会場や茶城で撮ってきた画像の中から茶杯や他の磁器類をピックアップしております。こうして見ると色んな絵柄や形があるもんだなあ、とあらためて感心します。
オーソドックスなものは見ていて違和感もない変わりに新味に欠けるというか、「これ面白そう」と食指が動くものがあまり多くありません。仕入れるならこういったシンプルで大人しいもののほうが間違いは無いんですけど。
このあたりはユニークではありますが、仕入れたい&使いたいかというとちょっと微妙ですね。
こちらは茶具立てでしょうか。こういったベタな中国っぽい絵柄も好きな方は一定数いらっしゃるのでしょうけど、ちょっと茶荘の棚に並べたい感じではありませんねえ。
全体を見ると、中国茶器のデザインというのはレベルが高くなってきたなあ、というのが素直な感想です。特に安価なものほどその傾向にある印象です。磁器=器そのもののクオリティにはまだまだ差がある、と小梅さんは言いますが。
午後からは持ち帰ったお茶を試飲しながら帰朝報告会です。ちらっと見ただけですが、なんか美味しそうな生茶の散茶があったんでまずはそれをリクエストしようかしら。