番頭でござい。
ようやく福袋作業も一段落。後は発送漏れやお返事忘れといった「やらかし」「チョンボ」のお詫びと処理をしつつ入金確認とリストの付け合わせです。
こっからは番頭の守備範囲、ここまで八面六臂で福袋作りを続けてきた小梅さんはようやく平常運転に戻ります。
帳場仕事は相変わらず溜まりまくっていますが、今朝は久し振りに自分のお茶を自分で淹れました。
書き初め、ならぬお茶初めって事になります。
茶座で茶壺を使ってお茶を淹れるのはいつ以来でしょう。なんてお茶屋の番頭にはあるまじき由々しき事態ではありますが。
新年一発目なんで何か縁起の良い名前のお茶とか、普段飲まない特別なお茶を…とも考えましたが、あえてここは一番普通つうか飲み慣れた「奇蘭」を。
夏場の水出しも含め、なんだかんだで一番飲んでいるお茶かもしれません。味も香りも風邪引いてても半分寝てても間違いない、というくらいに馴染みのあるお茶です。
使い慣れた茶壺と、いつもの茶杯。何も特別な事が無い、ブログである事をも意識しないで淹れるお茶の時間です。
あきない、でございますんで普段は多かれ少なかれ「この茶壺を紹介しないと」とか「このお茶売りたい」てな下心込みでお茶飲んだり写真撮ったりしてますが、今朝は自分の為だけにお茶を飲んでいます。
久し振りに自分で淹れたお茶は美味しいです。もちろん小梅さんがきっちり淹れたほうが美味しいに決まっていますが。なんつうんすかね、自炊で作ったカレー、みたいな美味しさです。
手酌で(当たり前か)ゆっくりとやりながらこの後の段取りや月曜からの予定なんかをぼんやり思案しつつ、気がつけば結構な時間が経ってました。
久し振りに飲んだ奇蘭は相変わらず美味しかったです。
今年はどんなお茶に会えるんでしょうか。こんな美味しいのがゴロゴロしてると楽なんすけどね、番頭的には。