明日(9日/土曜)、明後日(10日/日曜)、明明後日(11日/月・祝)は10時から4時まで営業いたします。
明日と明後日は試飲会の為、4時から6時はお買い物はしていただけますが、試飲等は出来ませんので予めご了承下さいませ。
試飲が続きます。
評茶とか試飲ってのは目的によってやり方が異なります。ここ数日の試飲は明日明後日の試飲会にお出しするお茶の確認作業です。
だいたいお出しするお茶は決まったので、組みあわせと順番を決めながらざっと通して飲んでみる為の試飲、という事になります。
初日の岩茶、二日目の熟茶と生茶。それぞれのパートを予定している茶譜に沿って飲んでみます。今回は結果として変更はありませんでしたが、この土壇場試飲でお茶を入れ替えたり順番や組みあわせを見直したりする場合も多々あります。
岩茶、熟茶、生茶ともに飲んだ事の無い特別な茶葉ではないので、じっくり検討する必要はありませんが、今回は普段の試飲会でよくお出しする組みあわせとはかなり異なるお茶を選んだのでこういったリハが必要になります。各セットのペアリングや飲み順がちゃんと一つの流れになっていて、ちゃんと最初から最後まで味わえるかどうか、というのは個々の茶葉のクオリティと同じくらい大切です。フランス料理や懐石のコースの順番や、寄席の番組なんかにも共通している大事な要素です。
試飲会にお出しするお茶ですんで具体的にどのお茶をどういう順番で…というのは書く事が出来ませんが、今回はいつものパターンとはかなり替えました。
そんな感じのリハーサル兼確認作業なので2グラムの茶葉をかなり長めの時間で出し、それぞれ3煎飲みます。試飲会は各会7名さま+小梅さんの8人分なので7グラムくらいの茶葉を使います。段取りから時間の計測までちゃんとやっておきたい時は実際の試飲会と同じ条件にしますが、今回の意図ならこれでじゅうぶんです。
岩茶はもうちょい乾燥させたほうがベターなものがあったんでそちらは昨日今日で最終のお手入れ。
全てのお茶とその順番が決まりました。後はそれにそって茶譜を作れば準備完了です。お茶請け担当の番頭はいつもの「お茶ありき」のお茶請けを準備、小梅さんは当日の茶葉と試飲会用に大きめな茶壺と茶海を用意。今年最初の試飲会に備えます。
気温が一気に下がり、全国的に寒い連休になりそうです。交通機関の乱れにも要注意。お出かけにはじゅうぶんな備えをどうぞ。
皆さま良い週末を。