小梅茶荘、店舗はお休みさせていただいています。
除悪疫無病息災
六月の晦日、半年分の心身の穢れを祓い清め、無病息災を祈願する夏越の祓。何事も無い日々が当たり前の時には忘れがちか、あるいは神社の前を通りかかった時に「中間決算みたいなモンか」くらいに思い出すぐらいの日です、番頭にとっては。決められた順序で大きな茅の輪をくぐり、紙で出来た人形代(ひとかたしろ)に息を吹きかけて身体の悪いところを撫でてから水に流す…といったちょっと独特の神事です。
茶荘の近くだと末広さまに茅の輪がたちます。去年は夏越も年越も吹っ飛ぶような個人的な災厄が降りかかっただけに、今年の夏越の大祓はちゃんとやらないといけないなあ、なんて考えていました。そういや、ちゃんと茅の輪をくぐった事は今まで無かったかな、などと反省もしつつ。番頭の生まれ育った環境には無かったんでしてね。
今年は…夏越の祓の頃には何とか少し落ち着いていると良いですね。「神様も大忙しだなこりゃ」って軽口叩けるくらいには。末広さま、それまでもうちょっと見守っててくださいな。
小梅茶荘一号店は赤いお客様で満席でした。