本日(23日/金曜)と明日(24日/土曜)は10時から5時まで営業いたします。25日(日曜)と26日(月曜)はお休みいたします。
27日(火曜)・28日は10時から5時まで、29日(木・祝)からは10時から4時まで営業いたします。
状況を注意深く見守りながら、営業日時を変更する場合は出来るだけ早くお知らせいたします。

明るくなるのが早くなりました。窓から見える朝日の上る位置も少しずつ左になっているような。
茶頭を飲みました。こんな感じにコロコロと丸まった形状をしています。
何て呼べばいいんでしょうあ。番頭は「ちゃとう」派ですが、「ちゃがしら」「ちゃあたま」?
茶頭というのは品種や製法の名前ではありません。
カテゴリーとしてはプーアールの熟茶です。

現代の熟茶は製茶に「渥堆」という独特のプロセスがあります。茶葉をまず日光萎凋(晒青)させた後、乾燥をする前に行われる強制発酵の過程があります。具体的には茶葉に水をかけ(加水)、高温多湿の倉庫(湿倉)に積み重ね(堆積)ておく事で空気中の常在菌(麹菌等)による微生物発酵を促します。味噌作りを思い浮かべていただければ。
発酵を司っているのは湿度と温度、それに堆積による茶葉そのものの重み(圧)です。こう書くと水かけてジメジメムシムシの所に放置しときゃ良いように響きますが、程よい塩梅にコントロールするにはノウハウもあれば、当たり外れもあります。
前置きが長くなりましたが、「茶頭」というのはこの渥堆のプロセスの中で茶葉と茶葉がくっついたりねじり合わさったりして出来た「ダマ」です。生茶における黄片に似た立場ですね。このダマは結構ガンコらしく、もうくっついたまま渥堆に入っちゃうとどうする事も出来ないようです。

味わいはプーアール熟茶のこっくりとした飲み口と広西六堡茶のさっぱりとした軽やかさの中間くらいな印象です。
抽出時間の長短にあまり影響を受けず、かつ煎ごとの差も鮮明には感じられない分、良く言えば淹れやすい、強いて悪く言えば淹れる時に工夫のしがいの無い熟茶とも言えます。ながら飲みにはこんくらいのほうが神経を持っていかれないんでいいかもしれないです。仕事のお供、家事のお供にはぴったり。

ヤカンで軽く煮出してみました。まだ開きません。味といい葉底といい、どこまで飲んでいいか判断に困ります。
本来はハネモノなのでまかないに供されるか、ご奉仕品になっちゃっても不思議ではないのですが、茶頭はけっこうファンも多く、かつ作る気になって作れるものではないのでそこそこ珍重されているようです。中途半端なんすよね、価格が。飲みやすくて煎がもつので、あわよくばティーバッグの中の茶葉として使えればなあ、と思ったんですけど。