
2010年9月の茶荘。武夷山のホテルに茶楼を構える徐さんのご主人が作っている岩茶です。徐さんは小梅さんの長年のダチです。すらっとした長身細身長い黒髪、お茶淹れるが上手なだけでなく、琴も奏でる才媛です。ご主人は岩茶の味を知る若い(当時ね)気鋭のブレンドホルダーさんです。

岩茶が6種類。奇蘭、金鎖匙、奇丹、黄観音、雀舌、紫紅袍。まだ茶盤が小さかったので6種類並べると横幅いっぱいです。

まだ紫紅袍は扱っていない頃です。雀舌がデビューしたのがこのちょっと前くらい。
「香りが良く飲みやすいもの」とリクエストしておいたところ、小梅さんが滞在していた宜興まで郵便で送ってくれたサンプルです。
勉強用に、との事で送ってもらいました。なので買い入れを検討する試飲ではありません。こんだけいっぺんに並べたという事はたぶんお客さまにお付き合いいただいているものと思われます。巻き込まれたほうは堪ったモンじゃないっすね。

結果として、まあ案の定というか送っていただいた岩茶を仕入れる事はありませんでした。祝先生んとこのお茶を目一杯買った後だったんで岩茶はもうお腹いっぱいでしたし、正直「コレは!!」という強烈なインパクトを残すお茶が無かったというか、小梅茶荘としてこれは並べたいというものがありませんでした。
でも、こっちがリクエストしといてしかもわざわざサンプル整えて宜興まで送ってくれた友人の厚意を…ねえ。情に流されやすい番頭と違って小梅さんはことお茶に関してだけは「それはそれ」と割り切りようが凄いです。ま、普段ちゃんとお付き合いをしているからこそ、なんでしょうけど。
そろそろ祝先生んところからごそっとサンプルが届く頃です。現地に行けない分時間がかかってしまいますが、飲んで選べるというのは現状を鑑みれば本当に有り難い事です。