
本日(20日/金曜)と明日(21日/土曜)は10時から5時まで営業いたします。
明後日(22日/日曜)はお休みいたします。
23日(月曜)から28日(土曜)は10時から5時まで営業いたします。

TGIF!! しっかし寒いっすねえ。明日にかけて北日本の日本海側を中心に雪を伴う強風の予報。来週には大型の寒波とやらで東京も月曜日は雪の予報が出ています。

プーアール茶の故郷。雲南省南部は好天に恵まれているようです。勐海だの易武だのがあるシーサンバンナ周辺は北回帰線より南に位置してるんで熱帯気候でぽっかぽか。標高が高くてもそこそこ気温は高いです。降水量が心配になりそうな晴天続きですが、もともと今は乾期なのでまあこんなもんです。一日の気温差が激しく、茶産地の標高の高いところでは寒暖差が20℃を超え「一日の中に四季がある」と言われる日も多くあります。
乾期の日照・雨期の降水・朝晩の寒暖差と、おいしい茶葉が出来る環境が気候だけでもじゅうぶん揃っています。これに肥沃な土壌が加わるとロイヤルストレートフラッシュです。

雲南に較べると気温が低い武夷山。雪が降る事もあるこの時期ですが、怖いのは霜です。空気中の水分が凍って出来る霜(車のフロントウインドウにくっつく厄介なアレです)だけでなく、むしろ地中の水分が凍る霜柱が茶樹や茶葉の成長にはよろしくない影響を与えます。
降らなきゃ干ばつ、冷えれば霜害、雹なんぞ降った日にゃもう最悪。自然相手って本当に大変だなあ、と思います。
今年はどんなんでしょうか。


安定の台湾南投県。多分↑は平場でのデータなので鹿谷郷はこれよりもうちょい低めだと思いますが、おおむねこんな感じです。
何か毎年いつ聞いてもやれ雨が少ないだとか天気が悪いだとか、台湾のお茶の出来はとかくネガティブな情報ばかり耳にする印象があります。ボジョレーの逆張りでハードル下げる作戦なのか、それとも謙遜なのかは判りませんが。「今年は条件サイコー!!」ってのをあまり聞かないような気がします。今年の春茶はどうなんでしょうか。楽しみでもあり心配でもあり。

小梅さんの故郷。こりゃバナナで釘も打てますわな。そのくせ寒さに極端に弱いんすよ、あの人。