最終のリマインダーです。
今週末、土(2日)日(3日)の二日間は地球にやさしい中国茶交流会 a.k.a. エコ茶会です。
入場券は事前購入がスムーズですが、当日券もご用意されているので「あ、今日だっけ。ちょっと覗いてみよ」て方もお気軽に参加いただけます。
毎年の事ですが、小梅茶荘は残念ながら出店しておりません。こんだけ宣伝しといて何だよ、と怒られそうですが。何せ超零細企業でございますんで、一人親方の小梅さんが茶荘を空にして出張っていく事が出来ませんので。切歯扼腕ってヤツですが、その分土曜日は普段通り営業しておりますんで、行きがけにちょっと人形町にもお立ち寄りくださいな。浜松町の会場と小梅茶荘は都営浅草線一本で行き来できます。
ティーマーケットにはウチごときが出ていない事なんかこれっぽっちも気にならない豪華な出店者さん達が綺羅星の如く並んでらっしゃいます。番頭にとっては目の上のたん瘤リストなんですが、あまりにも強力なメンツなのでもう足を引っ張る気にもなりません。
当日受付の茶席もてんこ盛り。「交流会」の面目躍如ですね。
当日会場に行く事が出来ないという方にはYouTubeライブ配信も用意されています。ここまで至れり尽くせりにされちゃうとコチラのアゴが干上がっちゃいそうで、小心者で心が狭い番頭はヤキモキヒヤヒヤしております。
先週末は広州茶博(秋)でした。2018年以来ご無沙汰ですが、それまでは毎年必ず参加していた大きなお茶の展示会です。年がら年中各地で行われているお茶関係の見本市ですが、たぶん規模も注目度も一番でかいのがこの広州秋博です。この茶博全体を俯瞰で見ると中国茶業界の今が判るので参加出来ずとも動向には注目してます。「柑普茶が流行ってるなあ」とか「なんか大手のブース金かけてんなあ。やっぱ儲かってるのかしら」といった大まかな現状が把握できます。
今年はビンテージ茶(収蔵茶)の出展が増えたらしいです。これは流行ってるのではなく、逆に市場でのニーズが過熱から一段落、落ち着いてきたからではないかと睨んでます。反対に普洱茶では比較的年数の若いお茶や新茶が元気だなという印象。市場規模を大きくする方法として従来のトップダウン型から、若年層に楽しみ方から提案していくボトムズアップ型にシフトを切り替えていくんじゃないかと思います。
間口を広げるという点では気軽に参加できて楽しめる週末のエコ茶会は私どもにとってもとても有り難いです。
でもそれよりも何よりも、お茶や茶器が大好きな人からちょっと興味が湧いてきたって感じの人まで誰でも楽しめるってのは本当に良い事だと思います。
第19回、続ける事は大変でそして尊いです。そんな主催者さんや出店者さん、セミナーの講師陣や茶席の席主さんや関わる全ての人の心意気も肌で感じていただければ何よりの週末になるんではないかと思います。 外野がなに気楽な事言ってんだ、って怒られそうですが。
とにかく、会場に行くなり配信見るなりした方がいいっすよ。いやホントに。
マイ茶杯とエコバッグの持参をお忘れ無きよう。