
『足立区では多くの医療機関に被害が出ており…』
すわ何事、とニュースの音声に飛び上がる土曜日の朝。
ガザ地区、でした。

お茶屋泣かせの土曜の雨。
まだ七福神巡りの人たちで賑やかな一月の週末。この雨と寒さは正直痛手です。
客足=売り上げ以外でも雨が降ると何かと滞ります。

大事な作業で日常の一部になっている焙煎籠での茶葉のお手入れも湿度の高い日には制限されます。こんな雨の日は湿度計と睨めっこしながら後回しにしていた細かい茶葉やサンプル品をブレンドした本当の意味でのまかないのお茶を手入れしたりします。焙煎は味に関わるだけでなく、茶荘の中をなんとも言えない佳い香りで満たしてくれます。雨の日はちょっとだけ香りが大人しくなりますが、その分しっとりとした空気の中でゆっくりと茶壺を眺めたり茶葉をお選びいただけます。
…空いてますしね。

「良いお湿りで。」
そんな挨拶もたまには悪くないかな、なんてやせ我慢を一つ二つと雨の朝。