
2種類の紅茶が入荷しました。
かきいれ時の週末、しかも3連休。加えて明日明後日は試飲会とやる事満載なのでゆっくりと飲む時間が生憎ありません。
とはいえ、やはり新しいお茶が手に入ると一刻も早く飲みたくなるのが人情です。新しい物好き、房州弁では「にいもんずい」と呼ばれます。

呉屯の紅茶。
福建省、武夷山市の北東部に位置する呉屯郷付近で採れるお茶です。
馬頭巌だの牛欄坑といった名山場がずらりと並ぶ風景区を中心に地図で右上のほう。風景区を横切る崇陽渓の下流にあたります。ちょうど反対、風景区の左奥の崇陽渓上流には正山小種の故郷、桐木村があります。桐木が「泣く子も黙る」ネームバリューを誇るのに対して呉屯はどこか忘れられたようなのんびりとした昔ながらの風景が広がる棚田の里です。

今年はその呉屯の郷から2種類の美味しい紅茶が入りました。
詳しい味や香りについてはせっかくなので両者を比較しながらレポートします。
どちらも「野茶」つまりちゃんとした茶畑の体を為していないそこいら辺に生えてるに近い茶樹です。自生、というよりは野生化しちゃったと言ったほうがしっくりきます。カッコつけて英語で書くとwildとabondonedの中間くらいなイメージです。「のびのび育った」お茶だ、くらいにお考えください。
今朝飲んだのは正確には「水蜜桃香野茶」というアイテム名です。
味と香りは…今は「名は体を表す」とだけ言っておきます。

美味しくいただきました。役得役得。
これからのジャスミン茶の入荷を以て今年のお茶は打ち止め、とすっかり手じまいモードになってました。油断もスキもあったもんじゃないです。