師走。エライ師匠も走るってんですから、番頭なんざそりゃあもう大変なんですから。走れないんで転ばない程度に出来るだけ早足で。
ドサ廻りらしく路面電車とバスを駆使してやりました。ありがとう東京都。
意識高くない町の、意識高くない喫茶店でお昼ご飯。次の予定までちょびっと時間が空いたので提供に時間のかかるホットケーキをば。まわりのテーブルに陣取る妙齢のご婦人ご一行さまの視線が痛い中悠々といただきました。1枚がちょうど良いっすね。
都電で次の予定へ。東京最後の生き残り。荒川線はたぶん「あえてレトロ」を前面に出してるフシがあります。案内板のフォントも昔風。
このあたり看板はたぶん、いや絶対にレプリカっすね。古色付けが至るところに施されてます。
そのクセ「都電荒川線」は『東京さくらトラム』とかいう今風のカッコいい名前を名乗ったりしています。地元の足であると同時に観光資源でもあり、そのどちらの上でも貴重な存在です。各駅に停まりますが、誰も降車ボタンを押さないと降車用ドアが開かないという、電車とバスのあいのこ(あ、この表現大丈夫かしら)のような交通機関。もうこうなったらいつまでも残って欲しいもんです。
これはレプリカじゃないガチのヤツ。昔の「押し売り」ってご存じすか?ムショ帰りの強面さんが上がり框に座り込んでゴム紐とか足袋とか売りつけるんすよ。ゴム紐って…。
荒川台東江東、と下町ばかりの予定を終わらせてこの日はここまで。くたくたのワクワクな金曜日でございました。