
お待たせしました。お待たせ、しました?
いや「待ってました」という方も少なくても数人はいらっしゃると思います。
なもんで、取り急ぎずらっとご案内いたします。
検品しながらブツ撮りしとります。露出や画角がラフなのはご容赦ください。

まずはこちら。
みんな大好き、豆清砂の漢瓦壺です。正直この泥料は楊さんご自慢のとっておきなのでこのくらいのサイズのいわゆる「小品」に使うのはあまり良い顔しないようなのです。ま、そんだけの事はあって、この漢瓦に限らず高六方や天円地方といった他の形状の茶壺でも人気が高いです。無地のものと楊さんのお嬢さんの筆による絵柄の入ったものがあります。絵柄のほうはそれぞれ一点ずつモチーフが違うようです。検品が終わったら一つずつご案内します。

続いては倒把西施。朱泥(紅泥)と紫泥の2種類。紫泥は約130ml、紫泥は約170ml。小ぶりの朱泥がなんとも可愛らしく、いっぽう紫泥は今回のロットは肌艶も蓋から胴へのカーブも良い出来です。倒把西施に限らずですが、一つ一つ個体差があります。形状はそれこそランダムに、焼成温度や時間に左右される色や肌合いはロットごとに違いが出るのは番頭泣かせではありますが、これも紫砂茶壺の「味」でもあります。

復古壺。よく親子と間違えられる年の離れたお兄ちゃんと妹、みたいな2種類です。大きい方は天青泥、ちっさいほうは朱泥です。あれ、朱泥ってオンラインで載っけてなかったかしら。天青泥の復古はその青みを帯びた深い黒ときめの細かい艶やかな肌が相棒の前程似錦と並んで見る人を惹きつけます。朱泥は本当にこれが宜興紫砂の茶壺です、って教科書の表紙になりそうな王道。

天円地方壺は豆清砂の泥料が単独で来日。や〜い、ぼっちでやんの。いやいや、ホントは圧倒的な使い勝手の良さを誇る天円地方グループ(なんて呼ぶとなんか地方の特殊詐欺グループみたいだ)で紫泥・朱泥・段泥とカルテットと組む一大勢力なのですよ。品切れしていた段泥が前回入荷したと思ったらこっちの豆清砂が品切れ。今回豆清砂が入荷しましたが、こんどはまた段泥が売り切れてます。家族合わせのゲームでもしてんのか、君たち? 順番でいくと今後はまた豆清砂が売り切れるって事になります。お買い上げはお早めに。

今回入荷した茶壺はオンラインショップに在庫数を反映しました。茶荘の棚にも今日明日には並べておりますので手に取ってご覧いただけます。今日あたりは天気もあまり良くないし木曜日(わりかしヒマなんすよ、木曜)なんで茶座に座ってゆっくり見比べていただけるんではないか、と。