
新年好!!
大朝山の続きでも書くべえ、と眠い目こすりながら考えてみたら、今日は春節って事を思い出しました。
中国茶屋を営んでもう随分になるってえのに、毎年お決まりのように忘れかけて慌てるというのは如何なものかと。
今年も台湾の友人からのあけおめLINEが来なきゃ忘れてたところでした。

午年、なので馬頭岩の肉桂を飲む事にしました。確か三が日に50号を飲んだので、今朝は19号をば。

馬にちなんだお茶というと思い浮かぶのは台湾の馬烈覇の高冷茶、雲南の馬鞍山。それと何と言っても知名度ではこの馬頭岩です。馬が付く何か、という事で言えば「茶馬古道」と書かれた雲南のお茶は少なからずありますが。ともあれ、手元に馬烈覇も馬鞍山も無いので馬頭岩一択です。

手持ちの馬頭岩肉桂は3種類。肉桂の持ち味のうち、ピリリとシパイシーな強さが際立つ18号、桃っぽいフルーティで柔らかい19号、強さと華やかさのバランスが良い50号。いずれ劣らぬしっかりとした味の肉桂らしい肉桂です。お正月なので華やかにお祝いしようかと思って、の19号です。
お正月なので今朝は細かい事は抜きにしてのんびり味わっていただきます。
桃、すもも、梅といった感じの和風というか華風というか、そんな親しみやすい果実の味わい。それだけだとフルーティな岩茶なのですが、この19号はこってりとした甘みと頬の内側に残るギュっとした渋みも感じられます。柔の水仙、剛の肉桂とも呼ばれるだけあってどっしりと味の腰が据わっています。

干した牛肉をかじりながら飲み続けます。柔らかくて甘辛いビーフジャーキーというか牛肉のしぐれ煮のやや硬いヤツというか。中国でも台湾でもよく食べられてるコイツは中々お茶にはよく合います。

ただいまの武夷山の気温は8℃。まだ最低気温が一桁、最高気温も20℃に届かない日が続くようです。来週には超えてくるのかしら。お茶摘みも製茶も二ヶ月以上先ですが、岩茶の茶葉にとっても祝先生んとこを始め武夷山の茶農さん達にも、良い一年になりますように。

そんな事をぼんやり考えながら春節の朝を独り祝います。
あっちでは大晦日にあたる昨晩からテレビも中国版紅白みたいな大型番組が目白押し。近年都市部では制限されてるはずの爆竹もなんだかんだ賑やかになってる筈です。祝先生や楊琴さん、春燕さんや劉さん…。皆さんにお祝いの電話をするのは午後になってからにします。どうせ夜通し起きてたんでしょうし。

ささやかですが、夜は水餃子でお祝いします。
お正月だの春節だの八十八夜だのソンクラーンだの。なんだかしょっちゅう新年を祝ってるので有り難みも今ひとつ。